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【初心者向け】AIを味方につければ、デザインの可能性は無限大

更新日:3月4日


ロボットが会話するイラスト画像

生成AIを活用したデザインの可能性が広がる中で、単にAIに任せるだけでは、

思い描いたクリエイティブにはなりません。大切なのは、AIをどれだけ上手に使いこなせるか


「なんか微妙」

「思ったのと違う」


AIにデザインやアイデアを頼んで、こんな経験をしたことはありませんか?


それは、AIが悪いのではなく、私たちが適切な指示を出せていないから。

本当に使いこなせば、AIは最高のパートナーになります。


この記事では、AIとの意思疎通をスムーズにするコツと、

より良いデザインを生み出すためのヒントを初心者向けに紹介していきます!


AIは“魔法のツール”ではない


「AIを使えば誰でも簡単にデザインできる」なんて思っていませんか?

でも、実際にAIを活用してみると、


「なんか違う」

「思った通りのものが出てこない」ってこと、ありますよね。


それもそのはず。AIは人間の意図を勝手に汲み取ってくれるわけじゃありません。


こちらの指示(プロンプト)が適切でなければ、求めるデザインを生み出すことはできないんです。

つまり、AIとの意思疎通がうまくいかないと、いいデザインやアイデアは生まれない。 


これは、これからのデザイナーにとって避けて通れないテーマです。


AIを味方につければ、デザインの可能性は無限大になる?


AIがどんなに進化しても、「ゼロから完璧なデザインを作る」ことはできません。

なぜなら、AIは人間の指示に従うツールだから。


たとえば、画像生成AIに「おしゃれなロゴを作って」とお願いしても、


  • どんなテイストの「おしゃれ」?

  • どんな業種のロゴ?

  • シンプル? ゴージャス? かわいい?


こういう情報がなければ、AIは適当にそれっぽいものを出してくるだけ。つまり、

✅ AIの特性を理解して、適切な指示を出せることが大事

✅ デザイナーの「意図」や「美的感覚」を、言葉で明確に伝えられることが求められる

ということです。


デザイナーが磨くべきAIとのコミュニケーション力


AIを使いこなすデザイナーになるためには、「デザインスキル」だけじゃなく、次のような力も必要です。


言葉でイメージを的確に伝えるスキル(プロンプト設計)

「シンプルで洗練されたロゴ」ではなく、「モノクロのミニマルデザイン、サンセリフフォント、高級感のある雰囲気」など、具体的な指示を言葉にできる力


イメージの微調整を試行錯誤する力(特性を理解を理解してAIを味方に)

一発で完璧なものは出ない。何度もプロンプトを調整しながら、理想のデザインに近づける柔軟性


AIが得意なこと・苦手なことを見極める力

AIは細かいディテールや手書き風のニュアンスが苦手。だからこそ、人間の手を加えることで、クオリティを引き上げる視点が大事。


 
【コラム】具体例:良いプロンプト vs 悪いプロンプト

プロンプト(AIへの指示)の違いが、どれほど出力結果に影響するか見てみましょう。


悪いプロンプト

  • 「おしゃれなポスターを作って」

  • 「かわいいキャラクターのロゴ」


良いプロンプト

  • 「ミッドセンチュリー・モダンスタイルのポスター、鮮やかな色使い(使用色を指定しても◎)、タイポグラフィを強調したスタイルで」

  • 「シンプルな線画の猫のシルエットのキャラクターロゴ、パステルカラーを使用、丸みを帯びた親しみやすいフォントで」


 

などなど、もっと細かい指示もできそうですが、指示が細かくなるほど、AIが出すデザインのクオリティは上がってきます。 良いプロンプトとは、AIに「何を」「どんな風に」作ってほしいのかを具体的に伝えるもの。適切な指示を出すことで、意図したデザインに近づけることができます。AIは万能ではありませんが、上手に対話すれば強力なクリエイティブツールになります。AIを味方につければ、デザインの可能性は無限大なること間違いなし!


まとめ 

いかがでしたか? AIをただの「自動化ツール」と思っていると、理想のデザインにはたどり着けません。

大事なのは、AIと対話する力=意思疎通のスキルです。


これからのデザイナーに求められるのは、

デザインの意図を的確に伝える力(プロンプト設計)

AIの出力を見極め、調整する柔軟な思考力

AIと人間、それぞれの強みを活かしたクリエイティブの発想


「AIをどう使いこなすか?」が、デザイナーの未来を左右すると言っても過言ではありません。

AIとの意思疎通ができれば、デザインの可能性はもっと広がる。

実際にわたしも自分の頭の中のアイデアを整理するためのツールとして手伝ってもらうんですが、すっかりアシスタントとおしゃべりしながら、仕事をしている感じです。お互いにそれ面白い! なんていいながら。


これからの時代、AIをパートナーとして活用できるかどうかが、デザイナーの可能性を大きく左右します。AIはあくまでツールであり、使いこなすのは私たち次第。適切な指示を与え、試行錯誤を重ねながら、AIの力を最大限に引き出すことで、新たな表現やアイデアが生まれます。技術とクリエイティブが融合するこの時代だからこそ、AIと共に進化し、より自由で創造的なデザインを生み出していきましょう!





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